グローバル人材の育成

Globish Rules

Globish Rules

  • 基本単語1500語とその派生形だけを使う
  • 基本構文を使う
  • ひとつの文は、なるべく15単語以内に収める
  • 発音は完璧でなくとも良い
  • ユーモアや比喩は使わない
  • 伝わることが大切
  • ネイティブにも支援してもらおう

1.Globish単語

  • 1,500の基本単語は、名詞・動詞・形容詞として様々な場面で使われるものが多い。We drive a truck.(トラックを運転する:名詞) We truck vegetables to market. (マーケットに野菜をトラックで運ぶ:動詞) We stopped for lunch at a truck stop. (トラック停車場で昼食をとるために止まった:形容詞)
  • 1,500語を覚えていれば、その変化形も覚えやすいはず。また単語どうしをつなげる:class+room=classroom、un-, re-, -lyなどを前や後ろにつけて使う: im + possible = impossible, care+less+ly= carelessly などと拡張していく言葉は使うことができる。

1,500語から、最大5,000語程度に拡大していくはず。ただし、基本中の基本の500語程度のレベルでも、Globishでのコミュニケーションは可能です。1500語マスターするまで使わないなんて、もったいない!

  • 前置詞と組み合わせる: take + off = take off(飛び立つ) で表現が広がる。

専門用語(Tehcnical Words)については、当事者間で理解があれば、使用可。業界の専門用語は、関係者が皆知っている場面も多いはず。わからない人がいたら、Globishで簡単に説明して使用するのがルールです。

おそらく皆が知っていると思われる国際用語(International Words)についても同様。(Taxi, Pizza, Karaoke, etc.)

2.基本構文

なるべく能動態の文章を使う。(受動態を禁止するわけではないが)
It will be received by the customer. と受動態で使っても良いが、The customer will receive it. と使うほうが、Globishを始めたばかりの人はわかりやすい。
現在形、過去形、未来形とそれぞれの進行形で6つの時制を表現できる。まずはこの6つの構文を使のが、Globishでは第一段階。

  • 現在形:I talk.
  • 現在進行形:I am talking.
  • 過去形:I talked.
  • 過去進行形:I was talking.
  • 未来形:I will talk.
  • 未来進行形:I will be talking.
    第二段階として、上記を習得したら、次の4つの構文も使う。
  • 現在完了形:I have talked.
  • 現在完了進行形:I have been talking.
  • 過去完了形:I had talked with him before last Tuesday.
  • 未来完了形:I will have talked with him by Monday.
    ただし、グロービッシュでは、過去完了進行形 (He had been talking.)と未来完了進行形(He will have been talking.) は使わない。
    命令文: Do not walk on the grass. 危険や重要なことを知らせるための文章。 (主語のYouが抜けるだけ。)
  1. 一文は短く表現する。
    thatや which などの関係詞がいくつも入って、一文が何行も続くような文章は、わかりにくい。それぞれの母国語の文法と単語の順番が違うばかりか、表現の仕方も複雑になる。「相手にわかりやすく」特にビジネスの場面では、意図が正確に伝わることが第一と心得る。
  2. 発音は、完璧でなくとも良い。
    • ネイティブだからといっても、誰もがアナウンサーのように話すわけでもない。英語が公用語の国どうしでも訛りで通じないことはある。日本語訛りも大いに結構。ただし、アクセントを置く音節に気をつけると、相手に伝わりやすいのは、世界共通なので、1500単語を覚えるときには、強調するところをしっかり覚えよう!(名詞と動詞でアクセントが異なる単語もいくつか=>Projectなど)
    • 多くのネイティブ、非ネイティブへの調査の結果、いくつかの発音に注意するのが望ましい。
      日本人が苦手な音 Thing、Ship などは、あるが、むしろrelationshipなどは、shの発音よりもlaにアクセントをおくことに注意した方が良い。日本語は、音の強弱よりも音の高低を使うため、ひとつの単語の中で、ある音節にアクセントを置くことになれていない。1500の単語を発音しながら覚えるのが効果的!
  3. ユーモアや比喩は不用意に使わない。
    ユーモアやジョークは、言葉そのものだけでなく、文化や習慣、年齢や世代の流行などの背景が理解されている上で通用することが多い。ユーモアや比喩を使って相手を困惑させることは、Globishは勧めない。
  4. 伝わることが大切。
    ビジネスで必要なのは、取引相手と相互に理解すること、自社の製品や技術・サービスを理解してもらうこと。英語が完璧だから、優れた会社・製品だと信じる取引先はない。流暢に言葉を操るプロの通訳とGlobishで直接会話をするのでは、どちらが仕事への姿勢や熱意が伝わるだろうか。Globishは、間違った英語ではなく、引け目を感じる必要も全くない。ビジネスの上で、十分使えるコミュニケーション・ツールである。もちろん海外旅行や、来日した英語のネイティブとの会話においても立派に通用する。確実に伝わることが大切なので、重要な数字は書く、必要なら図や絵を使うのは、大いにお勧めです。
  5. 英語のネイティブ・スピーカーにも理解してもらおう。
    英語のネイティブにとって、使ってよい単語数を限られたり、いくつかの制約を受けることは、さほど大変なことではないはずだ。自分が話せない言葉を母国語とする人たちと共通のルールで、皆がより心地よく会話し、内容を理解できるとしたら、きっと協力してくれるはず。相手に伝わらなくても良い、と思って話す人であったら、一緒にビジネスはできない。「英語は堪能ではないけれど、Globishは十分できます。最終的に見て欲しいのは、仕事の成果です。」と自信を持って言ってほしい。これほど、頼もしいビジネスマンなら世界中で通用する。

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